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通販・アパレルメーカーのOEM会社からの依頼

今回ご紹介するのは、OEM専門会社から在庫処分の依頼をいただいたときのお話です。
ベトナム工場

OEMについて

OEMとは、他社ブランドの製品の製造のみを行うことで、依頼製造・受託製造を意味します。80年代からアパレルメーカーのアウトソーシング化が進み、現在に至るまで、OEMの利用が盛んです。OEMを利用することで、製造工場の設備や製造技術者の雇用など、自社での負担が軽減できます。アパレルメーカーに製品企画力と営業力があれば、製造を外部委託することで、自社資源の温存にもつながります。
昨今、アパレル業界の余剰在庫の問題が報道されていますが、OEMメーカーもその余剰在庫に悩まされています。弊社は法人在庫買取を専門に営んでおりますので、OEM専門の企業様からの依頼も多く受けております。

今回のお客様はアパレル製造OEM専門の企業様です。お取引先は大手アパレルメーカー、大手通販会社がメインです。

OEM会社の在庫が生まれる理由は?

大手のアパレルメーカーは、かなり強硬な姿勢で交渉してこられるそうで、返品の理由も理不尽なことが多々あります。例えば、黒色の生地でカットソーを製作して納品完了後、イメージが違うという理由での返品がありました。B品という訳ではなく、黒色のイメージが違うという理由です。もちろん、使用する生地は確認してから作業工程を進めています。ですが、出来上がった製品を見て、イメージと違うと言われてしまいました。このカットソーも在庫入りしました。

大手の通販会社の場合は、委託販売取引の契約になっているので、売れ残った商品は委託返品分としてOEM会社に返されてしまいます。それに加えて、納期遅れを起こしてしまうと、商品の引き取りを拒否されるので、その商品も在庫入りします。

今回のOEM会社は、恒常的に在庫が生まれやすい環境にありました。在庫が物流倉庫のスペースを占めてしまうと、納品前の商品の保管場所が確保できないので、在庫買取のお問い合わせをいただいたのがお取引のきっかけでした。

お見積りに際して

当初の問い合わせの段階では、在庫はざっくり3000枚とお聞きしていました。300枚の服の塊が10個と何十枚かバラがあるというお話でした。
正確な数量が不明なので、5点ほど商品の画像を確認し、カテゴリーごとに仮見積もりしました。お客様でのリスト作成の手間を省くため、弊社で数量カウントし、正式な見積もりを作成しました。実数量は4000枚ありました。
OEMは生産依頼なので、クライアント側のブランドネームが付いています。
襟のブランドネーム・洗濯ネーム・紙タグの付け替えが必要なため、見積もりは厳しくなりました。
ジャケット1着300円、ワンピース250円、ニット200円、ボトムス150円で見積もりさせていただきました。

在庫買取の見積もり作成時の数量カウント、検品はすべて弊社で行います。お客様での作業やリスト作成は不要です。
在庫を処分するための、面倒な作業はすべて弊社におまかせください。

その後は、定期的に倉庫のスペースを確保する必要があるので、お声掛けをいただけるようになりました。1年での取引数量は約10000枚になりました。月に一回1000枚の継続的なお取引につながりました。

お客様の声

見積金額が良かったり悪かったりはありますが、依頼をすると対応が早いです。在庫の移動と現金化の速さに満足しているので、継続利用しています。
一番重要なのは、販売後のトラブルの心配が無いことです。在庫買取.jpは安心して利用できます。

2018-09-14 | Posted in アパレル, 在庫買取

【著者紹介】 高橋隆亮高橋隆亮
株式会社ワールドトレードジャパン代表取締役

大学を卒業後、アパレルネットショップを開店。
7年後、在庫問題に悩まされ、個人事業主として在庫処分業を始める。
2013年株式会社ワールドトレードジャパン設立。
その後年間約200社以上の企業の在庫買取に携わる。